滋味あふれる旬のカキ しゃきしゃきの水菜
和の風味とイタリアンの豊かさが重なる
ごちそうパスタです


レシピ (3人分)

カキ(加熱用)150g(1人あたり4個くらい)/ 水菜 1わ / タマネギ(中)1/2個, ニンニク 2個 / 赤トウガラシ 1本 / 片栗粉 大4 / めんつゆ(3倍希釈)大3 / 日本酒 大2 / スパゲッティ(1.9mm) 好きなだけ / レモン汁(ビン入り) / EVオリーブオイル / 塩・コショウ

水菜は水洗い後よく水をきって4センチ長さに切りそろえ、タマネギは薄めのクシ切り、ニンニクは3ミリくらいのやや厚めの輪切りに(中央の芯の部分を取り除いて)

kaki_mizuna100a大きめのボールのたっぷりの真水の中で、カキをひとつずつ、やさしく洗って汚れをおとし、ペーパータオルをしいた皿にならべて水分をとる。全部洗ったら上から別のペーパータオルで軽くおさえ、さらに水分をとっておくパスタをゆでるナベにたっぷりの水と塩(1リットルあたり10g)を加えよく沸騰させる 

kaki_mizuna100bフライパンにEVオリーブオイル大さじ4とスライスしたニンニク、さらに赤トウガラシをそのまま入れて着火、弱めの火でじっくりと揚げるように炒める。やがてニンニクが色づいてくるので焦げないよう火加減に注意しながら、トースト色になるまで炒め、いったん火を止め、ニンニクをとりだし、皿にペーパータオルをしいた上に上げ油をぬく(これはトッピング用)赤トウガラシは取り除いておく

皿に片栗粉を広げ、カキをひとつずつころがしてごく薄めの衣をつける。さきほどのフライパンを火にかけ、弱めの中火でカキを炒める(カキの水分で油がはねるので注意) カキを加熱しすぎないよう注意して、片栗粉の衣にほんの少し色がついた程度のカキから別の皿に移していく 全部のカキが色づいて皿に移ったら皿の上にアルミホイルを「ふんわりと」のせる程度にかけておく(余熱でカキの中心まで火を通すため)

パスタをゆではじめる

そのままのフライパンにこんどはタマネギを加えて中火でさっと炒める。 すこしだけタマネギが柔らかくなったらめんつゆと日本酒を加え、コショウをやや多めに振る(この間中火のまま) さらにパスタのゆで汁をお玉で2はいほど加え、煮詰めていく。 1~2本とってパスタのゆで上がり状況を確認 食べてみてほんの少しだけ固い、という状態でホイルをはずしてカキをタマネギのフライパンに戻し(皿に残った汁も残さずに)加熱してソースにあえる。 ここでパスタが仕上がるのでお湯をかるく切ってソースのフライパンに入れ、カキを傷つけないようナベをあおるようにしてパスタとソースをよくまぜ、パスタにソースを充分に吸わせたら味見、必要ならば塩コショウで調味して盛り付け

盛ったパスタの上にカキが並ぶようにのせ、水菜と揚げたニンニクをトッピング、EVオリーブオイルを軽くまわしかけて完成。 カキの風味を楽しむためチーズは使わない。 好みでレモン汁をたらして風味アップ

  • カキを加熱しすぎると固くなって風味が落ちる 表面をさっと焼いたらホイルで包んで余熱で中まで火を通す
  • 味付けはめんつゆと塩コショウだけ カキにはもともと塩味がついている
  • トッピングのカリカリ・ニンニクはオイル・塩系のパスタによく合う 芯が焦げて風味が落ちるので除いて揚げ炒めに